突然ですが、このサイトの記事をご覧いただいている方の大半はアフィリエイト活動を行っているユーザーが多いだろう。
という観点から、少しでも皆様のお役に立てれば、、と思い久しぶりに記事更新する事にいたしました。
結論。アフィリエイトリンク変更のススメ
今回、いったい何を注意喚起したいのか?という結論を先に述べさせていただきたいと思います。
結論といたしましては、もしあなたが
http://123direct.info/tracking/af/~
で始まるアフィリエイトリンクを含むサービスを紹介していたならば、今すぐにアフィリエイトセンターを確認し、
http://directlink.jp/tracking/af/~
で始まる新しいアフィリエイトリンクに張り替えたほうが良い!
という事です。
もし、張り替えていなければ、そのリンクをクリックすると、
このようなエラーメッセージが表示されてしまう事になります。
当然、そのリンクからのアフィリエイト報酬は発生しません。
それどころか、仮にリンク切れだらけになってしまうと、せっかく訪れてくれたあなたのサイトまで質を問われることになり、ユーザー離れしてしまう要因となってしまうのです。
DRMアフィリエイトとは?
さて、では何故このような事になってしまったのか??
という事ですが、、、
このhttp://123direct.info/で始まるURLというのは「DRMアフィリエイト」というサービスを活用しているアフィリエイトプログラムから生成されているURLです。
「DRMアフィリエイト」という言葉・名称は、多くの方が「初めて聞いた!」と感じるかと思います。
実はこのサービス「独自アフィリエイトシステムが持てる」という触れ込みで業界では非常に人気が高いサービスなのです。
自社サービスをPRするためにアフィリエイトプログラムを活用したい。。。と考えた時に、王道としてはA8等の既存ASPにサービスを登録する。
という事になるのですが、その場合は初回に多額の費用(契約料など)が発生する。さらにアフィリエイターの情報は自社では管理できない!というようなデメリットがあります。
そこで、自社でアフィリエイトプログラムを組めないか?と考える訳ですが、流石に1からシステム構築するとなると時間と労力、開発コストが莫大にかかってしまいます。
そんな悩みを解決してくれたのが「DRMアフィリエイト」なのです。
こちらのサービスを活用することにより、月々数万の破格で自社アフィリエイトシステムを運用できてしまうのです!!
サービスを提供する側としては非常に嬉しい事だらけであり、自社でアフィリエイト運用することによるメリットは膨大です。
もともと人気の高かったサービスでしたが、インフォ業界で一躍有名になった「与沢翼氏」やエキスパートメールでお馴染み「七星明氏」などのインフォ業界有名人達がこの「DRMアフィリエイト」を活用したアフィリエイトセンター(自社ASP)を運用し始めたことにより、インフォ業界で「DRMアフィリエイト」を活用する方が急増しました。
それこそinfotopに登録したいが、資金がない。審査が通らない。。。等の情報商材であっても「DRMアフィリエイト」であれば簡単にアフィリエイトシステムが組める!という事で個人のインフォプレナーにも人気だったようです。
もちろん情報商材等のインフォ業界のみではなく、様々なサービスで同社のアフィリエイトシステムを活用する企業が増えていきました。
DRMアフィリエイト事変?
さて、勝手に「DRMアフィリエイト事変」などと大層な名を命名してみましたが、このように人気を博している「DRMアフィリエイト」のリンク先が数日前から前触れなく<エラー表示>される現象が確認されました。
本来であれば、アフィリエイトの成果をカウントするために一度【http://123direct.info/tracking/af/~】というDRMシステムで発行したURLを経由(リダイレクト)し、本来表示させたいサイトのURLに推移する仕組みです。しかし、この123direct.infoというドメインが機能しなくなっており、サイトが表示される前にエラーで止まってしまっていたことが原因です。
そして、なんだかのシステム障害が発生していて、すぐに回復するだろう。。。と多くの方が高を括っていたのですが、
結果としてはサービスのドメイン変更という最悪の手段で問題回避されたのです。
ちなみに、なぜこのような事態になってしまったのか?疑問に思い「DRMアフィリエイト」に問い合わせてみました。
回答を要約すると
今まで使っていた123direct.infoというドメインが急に使えなくなり、運営側に何度か問い合わせを入れているが一向に回答が得られない為、仕方なしにドメイン変更した。
今までのドメイン(123direct.info)が再開できるかは未定である。
とのことでした。
これは悪魔でも個人的推測であり、なんの確証もとれていないのですが、、、
おそらくDRMを活用していたインフォプレナーがアフィリエイト報酬の未払いで夜逃げ。
であったり、よほど詐欺まがいのサービスを提供し、多くのユーザーに迷惑を掛けた。
等の問題が発生し、被害者が訴えを起こし、123direct.infoというドメインにまで被害が飛び火した。
まぁこんな所だと思っております。
つまり、お名前.comやムームードメイン等のサービサーを通じ「日本ネットワークインフォメーションセンター」等にまで問題が上がってしまえば、正直再起は不可能です。
DRMとしてもサービス継続しなければサービス料を請求できなくなってしまうので、断腸の思いでドメイン変更という手段を講じたのでしょう。
まとめ
結論としては冒頭述べたように、アフィリエイターは自サイトのリンク変更を行うことが急務であり、仮にこの作業を怠ってしまうとユーザー離れだけでなく、SEOの観点からもマイナス評価をつけられてしまう原因にもなりかねません。
このようなケースは稀であり、あまり聞いたことがありませんが、それぞれの立場に置いて言い分はあるかと思います。
DRMとしては、サービス継続できており、システム復旧しているのでサービス料金を継続して請求する事は問題ないでしょう。
しかし、今後の方針としては、あまりにもグレーなユーザーにはサービス提供を控えることが賢明かと思われます。
既に目をつけられていると仮定するならば、遅からず同じような事態が起こる可能性を秘めている!という事を忘れてはいけません。
そして、サービス活用者(アフィリエイトセンター)としても、実害は出ていないと思いますが、売上をアフィリエイターに頼りすぎていた場合、被害は大きいと思います。
当然、アフィリエイターからの売上は一時的にダウンし、今後についても信用性を問われることになるので、もしかしたらサービス変更も視野にいれた取り組みが必要になるかもしれません。
その場合、自社ドメインでコントロールできるシステム(例:アフィリエイトシステムPRO2)等が良いでしょう。
そして、アフィリエイターの立場。
なんだかんだ一番手間が掛かり、弱い立場なのがアフィリエイターのような気がします。
1つ1つリンク張り替えを行い、とりあえず対応しますが、今後も同様の事態が発生しないとも限りません。
さすがにA8のような大手がこのような事態にはならないと思いますが、理論的には0ではありません。
対応策としては、あまり多くのASPを活用せずに、信頼できるASPを少数で運用する!程度の対策しか取れないでしょう。
あとはリンク切れをいち早く察知できるようにwordpressであれば「Broken Link Checker」等のプラグインの導入することをオススメいたします。
今回の出来事は正直全く大事にはなっておらず、多くの方はスルーしてしまうような事だと思いますが、個人的には誰が責任を負う。ではないですがアフィリエイト業界としては由々しい問題であると感じ記事にさせていただきました。
宜しければ、多くの方に情報共有いただき、注意喚起になれば幸いです。
※私はDRMアフィリエイトを全否定するつもりはなく、説明の便宜のためにその商品名、サービス名などを引用する場合がありますが、それらの商標権の侵害を行う意志、目的はありませんので悪しからず。
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