ドロップシッピングというビジネスを聞いたことがある方も多いと思います。
簡単に言ってしまえば、在庫を持たずにインターネット通販を行うことができる便利なシステムです。
私は現在アフィリエイトをメインにネットビジネスを行っていますが、一時期「 もしもドロップシッピング」というDSP(ドロップシッピングサービスプロバイダー)に登録し、1年間程度の期間、真剣に取り組んだ経験があります。
もちろん当サイトでも少しずつ、ドロップシッピングについて紹介していきたいと思っております。
何故DSを止めたか?という点を先に説明しておきますと、単純にお気に入り商品の取り扱いが無くなった事が大きな要因です。また別の商品サイトを作ろうかと思っていたのですが、アフィリエイトのほうが私には合っていたので、一時的に中断しております。
しかし、ドロップシッピングについての稼ぎ方はある程度理解しておりますので、別の機会に記事にしたいと思います。
今回、皆様にお仕えしたかったことは全く別の事です。 では何をお伝えしたいのか?と言いますと。
「額面通りに素直に受け取らないでください!」という事です。
どういう事かと申しますと、最近ネットビジネスが再ブレイクしているのか、多くの情報商材が日々公表されております。
そして、新しい情報商材が誕生する度に「また騙された!!!」というユーザーさんも多く誕生しているようです。
私の知人でも「○○○という情報が気になるんだけど、どうなの?」という相談が増えてきており、ケースにもよりますが、多くの場合情報の良い情報ばかりに目がいってしまい、本質を見失っている方が多い気がします。
そこで、私のデータをもとに「考える力&疑う気持ち」を身に付けていただきたいと思い、当記事を書いております 。
ドロップシッピングの売上総額
タイトルにもしましたが、私はドロップシッピングで9百万強の売上を上げております。以下のレポートは私のドロップシッピング全期間レポートです。
総売上:¥9,398,918
純利益:¥1,216,564
平均利益率:13%
こちらはマイページですが、最高だと1ヶ月で1,504,784円の売上というのが自己ベスト。
レポート詳細を確認いただくと分かると思いますが、2010年の年末は毎日のように複数の受注がありました。
ちなみに残党サイトから未だに月数件の注文があります。
さて、このデータから何を感じたでしょうか。
多くの方は、「利益はたいしたことないな・・・。」と感じたのではないでしょうか。
ドロップシッピングというのは「物販」なので、仕入れが存在します。
当然ですが、【売上-仕入れ額=利益】となります。
ドロップシッピング以外では、せどり・オークションビジネス・輸入ビジネス等が類似のビジネスモデルとなり、【売上=利益ではない】という事がとても重要になってまいります。
情報の本質を見抜け!
さて、ここからが本題です。
仮に私が「ドロップシッピングで稼ぐ方法」というマニュアルを販売したと仮定します。
その場合、セールスレターと呼ばれる情報紹介ページには何を表現するでしょうか?
おそらく「売上9,398,918円」「在庫リスクなしで1ヶ月に1,504,784円」 という見栄えの良い数字をメインに紹介すると思います。
マニュアルを売ることが目的なので、ネガティブ情報(利益額や利益率)は隠したほうが売れると思いますよね。
しかも「売上9,398,918円」は本当の情報なので、利益額を表記しなくても詐欺にはならないと思います。
つまり、このマニュアルを購入し、蓋を開けてみたら「利益は13%しかないという事実」を知ることになるのです
少し考えれば分かりそうな事ですが、セールスレターの良い言葉ばかりに気を取られ「疑う気持ち」を失っていることが多いのです。
ではアフィリエイトのレポートだった場合、売上=純利益 になるのではないか?という点について考えてみましょう。
アフィリエイトというビジネスモデルは物販と違い、原価がありません。つまり【売上=利益】はある意味正しく、ある意味間違っています。
厳密に言うと、【 売上―広告経費=利益 】となります。
例えばPPC広告(手法については後日紹介)という手法を活用すると、数時間後からアフィリエイト成果を上げる事が可能です。
[100万円のPPC広告費用をかけて、1ヶ月110万円のアフィリエイト成果を上げる]程度であればPPC初心者でも意外と簡単です。
もちろんドロップシッピングでも同様で、私の場合はSEO対策のみで上記のような売上を上げておりますが、仮にPPC広告を仕掛けていた場合、話は大きく異なります。
問題なのは、どのようにして売り上げを上げたのか?という本質は誰にも分からない!という事なのです。
極論ですが、通帳のコピー等を公表されている方もいますが、Photoshop等の画像編集ソフトを活用すると数字はいくらでも偽造できます。
そこまで行くと詐欺になりますが。。。 つまり[見栄えの良いデータ画像]は簡単に作成できる!という事なのです。
これらの事から考えると【 セールスレターに書かれていることは指標であって、本質ではない】という事がご理解いただけるはずです。
多くの場合、掲載されている本物の情報の裏に「隠された情報」があると思ったほうが良いです。
購入してから「詐欺だ!!!」と騒ぐのであれば、購入前に熟考することを強くオススメいたします。
情報販売者はプロなので、法律に反する表現はしていないと思いますし、購入後にいくら文句を言っても軽くあしらわれて終わります。
最終的に、【情報を選んでいるのも、お金を払うのも、痛い目に合うのも「あなた」】なのです。
もちろん有力な情報も多数存在しますので、しっかりと「見極める力」を身に付ける事が一番ではないでしょうか。
まずは「隠された情報を推測する」という事から始め、無駄な情報コレクターにならないように気を付けましょう。
この記事を読んで、少しでもご理解・共感いただけましたら幸いです。 ではでは。
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